午前:8:30~12:30
午後:14:30~18:30
土曜:8:30~13:00
ペースメーカー外来とは?
当院でも月に一度予約制にてペースメーカー外来を開始します。ふらつき、めまい、失神などの脈が遅くなる徐脈性不整脈(洞不全症候群、房室ブロック)では大病院でのペースメーカーの植え込みが必要となります。状態が落ち着いた段階でも半年に一回来院していただきペースメーカーの状態をチェックする必要があります。今まではこのペースメーカー外来は大病院を中心に行っておりますが、本来ペースメーカー手術やカテーテル治療に力を注がないといけない大病医院の先生方の大きな負担にもなっておりました。また、患者様におかれましては、複数の検査や診察での長い待ち時間が問題となっておりました。そこで、当院では今後月に一回予約制でペースメーカー外来を行います。横浜栄共済病院をはじめとして地域の大病院と提携して、ペースメーカー管理を行います。
ペースメーカー外来では次のような検査で、各項目のチェックをしています。
胸部X線写真:電線(リード)の位置異常がないか、心臓が大きくなっていないかのチェックをします。
心電図:不整脈の有無、波形の変化などがないかチェックします。
プログラマー:電池残量、電線(リード)の劣化や断線がないか、問題となる不整脈の記録がないかチェックします。問題があるようであれば設定の調整などを行います。電池残量や電線(リード)に問題があり、再度手術が必要な場合は連携先の病院や手術をされた病院にご紹介いたします。
※ペースメーカーの機種によってはインターネット回線を通じて問題となる不整脈がないかなどのチェックを行うこともできます。もし、問題となる不整脈などがありましたら、来院いただき心臓のチェックをすることもできます。
※また、高齢化に伴い、ペースメーカーの患者様の通院が困難となるケースがしばしば見られます。当院かかりつけの方は訪問ペースメーカーも将来的に行いたいと考えております。いくつかのクリニックとはクリニック間の連携をとっております。
ご不明な点などがございましたら当院までご連絡ください。
注意:事前のご予約をお願いします。また、来院時にはペースメーカー手帳をお持ち下さい。